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卵の運び方

ユダヤの母親が子どもに「分散」を教えるときの、短い話です。話の全文と、資産管理でどう使うか(種類を分ける・4:3:3の口座)を、ユダヤ人から直接教わった内容でまとめました。

この記事で分かること
  • 話の全文(母親の問いと、却下される答え)
  • 教訓:分散こそ正義。一度に運べば不測の事態で全部割れる
  • 使い方:分散とは「種類を分けること」。収入を安定4:成長3:リスク3に

執筆:神光(ユダヤ思考ラボ 主宰)/更新:2026-09-23/宗教の勧誘ではありません

話の全文

ユダヤの母親が、10個の鶏の卵を子どもに「ここまで運んできてね」とお願いします。子どもが「分かりました。運びます」と言うと、母親はこう質問します。「どういう風にしたら、この卵をちゃんとその場所まで持っていくことができるの?」。

子どもはいろいろなことを言います。「カゴを頑丈なものにしたらいいんですよ」「布に一つずつ丁寧に包めばできます」「かなり慎重に運べばできると思います」。様々な意見が出ますが、すべて却下されます。何度も何度も却下されます。

すると、どこかのタイミングで子どもがこういう結論を出します。「何度かに分けて運べば、絶対安全に運べる」。ユダヤの親は「素晴らしい。その通り」と言って、子どもに卵を運ばせるのです。

この話の意味:すべて分散することが、リスクを最小にする

この話から学べることは、すべてを分散することがリスクを最小限にする方法だということです。どれだけ頑丈なカゴを持っていても、どれだけ丁寧に布で包んでも、どれだけ慎重に運んでも、不測の事態が起きたときには一気に10個の卵が全部割れてしまいます。世の中、何が起きるか分かりません。最悪の状況は常に起こりうる。

けれど卵を2個ずつ分けて運べばどうでしょう。手間はかかりますが、1回不測の事態が起きても割れる卵は2個で済み、8個の卵はしっかり届けることができます。これが資産管理の基礎基本です。すべてに対してリスクを分散させておく。ユダヤの子どもたちは、こうして物語を通じて分散の大切さを教えてもらいます。

「分散しています」の落とし穴:種類を分けないと分散ではない

この話をすると「私は分散していますよ」という人がいますが、できていない人が多い。分散とは、ただ資産を分ければいいというものではなく、種類を分けないといけないのです。

例えば、暗号通貨を10種類持っていて「分散しています」と言う人。これは全部暗号通貨なので、市場が崩れれば一気に全部の値段が下がります。種類が同じということは、リスクの分散ができていない。株や不動産や現金も一緒に持った上で暗号通貨にもお金を入れているなら分散ですが、暗号通貨だけで全部持っているのは危なすぎる。市場が悪くなって一気にお金がなくなった人を、何人か見てきました。

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ユダヤ人の教え方:口座を4:3:3に分ける

ユダヤ人が教えるのは、収入から固定費(家賃・食費・光熱費など)を引いた残りを、3つの口座に4:3:3で分けることです。

  • 安定の口座(4割):入れたら引き出さない。有事の緊急資金になり、お金があるところにお金と機会が寄ってきて、手元に現金があると冷静な判断が続けられる。
  • 成長の口座(3割):5〜10年、20年かけてじわじわ増えるもの(株式・不動産など)。時間をかけるほど指数関数的に増え、最終的に資産を一番増やす。
  • リスクの口座(3割):ハイリスク・ハイリターン。3割と決めることで執着しなくなる。ここで出た利益は遊ぶお金にしてよい。

詳しくは ユダヤ人のお金の教え にまとめています。一種類に執着せず、理論立てて4:3:3に分散しておけば、不測の事態が起きても必ず対応できます。ユダヤ人はずっとそうして自分の資産を守ってきました。

※特定の投資先や利益を勧めるものではありません。お金の考え方として、ユダヤ人から教わったことを書いています。

この記事の出どころこの記事は、神光がYouTubeとラボの講義で話した内容を、そのまま文章にしたものです。創作はしていません。元の動画:
  • 【お金の原則】ユダヤ人が3歳から教えられる究極の資産管理のストーリー3選(YouTube「ゆだしん」)
  • 【ユダヤ流資金管理術②】お金が貯まらない人 これが出来てません(YouTube「ゆだしん」)

数字について:人口0.2%(約1,580万人・2024年)はヘブライ大学 S. デラペルゴラ教授の推計、ノーベル賞受賞者の約2割は Jewish Virtual Library の受賞者一覧の集計です。動画で話している「世界の富の40%」「アカデミー賞の37%」などは集計によって数値に幅があるため、このサイトでは出典を確認できる数字だけを使っています。

神光(ゆだしん)ユダヤ思考ラボ 主宰/株式会社HD 代表/YouTube「ゆだしん」329本。19歳、月収14万8千円の派遣社員のときに子どもが生まれ、同じ年にユダヤの考え方に出会う。半年で独立し、自分の会社を経営しながら、ビバリーヒルズに住むユダヤ人の実業家のもとで学び続けている。大人向けに教えてきた内容を、そのまま自分の娘に使っている。
WATCH

元になった動画

この記事の内容を、神光が動画で話しています。再生ボタンを押すとこのページ内で再生します。

動画「【お金の原則】ユダヤ人が3歳から教えられる究極の資産管理のストーリー3選」のサムネイル

【お金の原則】ユダヤ人が3歳から教えられる究極の資産管理のストーリー3選
YouTube「ゆだしん」

動画「【ユダヤ流資金管理術②】お金が貯まらない人 これが出来てません」のサムネイル

【ユダヤ流資金管理術②】お金が貯まらない人 これが出来てません
YouTube「ゆだしん」

FAQ

よくある質問

「卵は一つのカゴに盛るな」と同じ意味ですか?

考え方は同じ「分散」ですが、ユダヤの話の特徴は、親が答えを教えずに子どもの答えを何度も却下し、子ども自身に「分けて運ぶ」という結論を出させるところにあります。分散の中身も「種類を分けること」と具体的です。

4:3:3は収入全体を分けるのですか?

収入から固定費を引いた残りを分けます。例えば月収50万円で固定費が20万円なら、残り30万円を安定12万・成長9万・リスク9万に分けます。

子どもにはどう教えますか?

この話のとおり、卵(や他の壊れやすいもの)を運ぶ場面で「どうしたら割らずに運べる?」と聞き、答えを教えずに「本当にそれで大丈夫?」と問い返します。分けて運ぶという結論を自分で出させることが目的です。

NEXT STEP

続きは、動画で。

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